最後に中国出張したのは2020年1月で、かれこれ2年以上中国出張をしていないGT中根将晴です。
その当時中国現地で取り組んでいた新しい仕組み作りがありましたが、それを再開できずに2年が経過してしまいました…

中国現地での新たな取り組みは止まったままですが、日本国内ではこの度素敵なご縁をいただき茨城県の銘石・羽黒青糠目の原石をGT中国工場で加工生産させていただけることとなりました。
羽黒青糠目は過去に香炉・花立などの役物加工用に小割材で僅かな数量が中国に出たことはありますが、墓石セットを加工生産可能な原石ブロックは採石元が輸出許可を出していませんでした。
しかし、今回GTが管理運営している工場ならということで、谷中石材さんが採石された原石を中国に輸出させていただけることになりました!!

羽黒青糠目は他に類を見ないきめの細かさと、青みのかかった深みのある色合いが、糠目石独特の気品と重厚さを生み出している銘石です。
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羽黒青糠目の採石丁場は残念ながら既に閉山しており、今後新たな原石が出てくることはありませんが、閉山前に採石された原石はまだ丁場近くに保管されています。
今回はそこから選りすぐりの原石をGT中国工場に分けていただけました。
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さて、気になる価格ですが、この羽黒青糠目は原石に目無しキズやムラなどが多く非常に難しい石で原石歩留率が極端に低い石種ですので、才単価でみると日本国内加工と比較してもそれ程安くなる訳ではありません。
しかし、国内加工で必要な加工費等が中国加工では不要になり、納期も中国加工の墓石と同じになります!!

世界初!!中国加工羽黒青糠目は2022年3月よりGT中国工場で始まります。お問い合わせはGT営業担当者までお願い申し上げます。ちなみに、今回GT中国工場に入荷した原石が使い終わっても日本国内に原石在庫がある限りは継続仕入OKと採石元に同意をいただいています!!