寅年生まれで2022年は年男になりますGT中根将晴です、2022年もチャレンジをし続けてワクワクする1年になれるように頭と体を動かしていこうと思っています!!

さて、先日香川県高松市で日本石材産業協会の輸入卸商部会が開催され、その際に庵治石の原石丁場と加工工場を視察してきました。
庵治石の原石は一時期中国で少し出回った際に見たことがありますが、そもそも中国加工が非常に少ない石種ですので恥ずかしながら今まで原石丁場を見たことがありませんでした。
今回の原石丁場視察では、良い原石があれば少し購入させてもらってGT中国工場に持っていけたらなんて事をこっそりと考えていましたが結果は…全く無理でした。

庵治石の丁場は他の地域の採石丁場と違い、岩盤には無数の亀裂が入っていてその中から切り出された原石にもやはり細かなキズが入っています。また色ムラも多くみられるので、仮に原石をGT中国工場に持って行ったとしても歩留率が悪すぎて切れども切れども部材を作ることができないということが想定されます。
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写真左上はやさとみかげ・右上は真壁小目・下が庵治石の丁場です、他の丁場と比較すると庵治石の丁場の難しさ・原石品質の難しさが良くわかりますね。

こんな亀裂だらけの丁場から原石を切り出す山石屋さん・細かなキズが多く入っている原石からあんなに美しい墓石を加工生産する加工石屋さんは本当にスゴイと感じました。
庵治石が何故高価なのかが肌で感じられた良い経験になりました。庵治石は難しすぎて手が出せませんが、良い石があればGT中国工場に持っていきたいと思っているので、今後も積極的に丁場視察をしていこうと思っています、ご期待くださいませ!!