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石材輸出港のある厦門では最近レンタサイクルが大ブームです。
以前もレンタサイクルはありましたが、それは数か所の決められた場所で自転車を貸し借りする方式で、これはあまり普及しているとは言えませんでした。
最近のレンタサイクルは、市内のあちこちに自転車が放置されており、それを自由に乗り好き勝手な場所に乗り捨てるという方式です。
具体的な方法は、スマートフォンの専用アプリで使用登録すると今自分の周辺のどこに自転車があるかが分かります。(自転車にはGPSが内蔵されています)
自転車に貼られているQRコードをスキャンすると解錠され使用可能になります。
目的地に到着したら車道では無い場所に自転車を停めて鍵をかければ返却という形になります。
使用料金はレンタサイクル業者によって違いますが、最も普及しているモノは30分1元(約17円)、この使用料もスマートフォンで決済します。
タクシーがつかまらない時や歩いて行くには少し遠いなという時などに使う新たな交通手段として今中国で大注目の新サービスです。
放置自転車が問題になる日本では普及は難しいサービスかもしれませんね。